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【黒バス】シュガーポット
第10章 シャボン玉~黄瀬の場合~
朝の誠凜高校。
桜が教室に顔を出すと、ぐったりとした黒子の姿が目に入った。
「おはよう黒子君。朝からどうしたの?何かあった?」
隣の席に鞄を置き腰掛けると、黒子の方に向き直る。
「あぁ桜さん、おはようございます」
黒子は、顔だけ桜の方に向けて口を開いた。
「大丈夫?相当疲れてそうだけど」
「はい…実は…」
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