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【黒バス】シュガーポット
第8章 バレンタイン
バレンタイン当日。
桜は放課後、練習前のバスケ部に顔を出した。
「義理だって分かってるけど、やっぱうれしいよな」
「しかも桜ちゃんの手作りなんだろ?」
「合宿の料理といい、今回といい、俺ら幸せじゃーん?」
個々に渡されたチョコを手に、喜びを隠せない部員達。
「緑間君には、もぉ渡したんですか?」
黒子が桜に話しかけた。
「これからだよ。練習が終わったら家の近くまで来てくれるっていうから」
桜は満面の笑みで答えた。
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