• テキストサイズ

【黒バス】シュガーポット

第6章 聖夜の約束


迷わず桜の前まで来ると、息を切りながらも両手で頬を包み込んでくれた。
「す…すまないのだよ…部活が長引いて…寒かっただろう?」
「そんなに待ってないから大丈夫だよ」
桜はそう言って笑ったが、緑間がおしるこ缶に気づいたのが分かると、
とっさに後ろ手に隠した。
「どうして隠すのだよ。俺の好物だと知っているだろう?」
緑間は、桜を抱きしめるように後ろ手のおしるこ缶に手を伸ばす。
缶に触れた瞬間、緑間はそのまま桜をきつく抱きしめた。
/ 729ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp