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【黒バス】シュガーポット

第1章 文化祭


桜が体育館に姿を現すと、演劇部員がざわついていた。
部長が事情説明を終えていて、桜があいさつをする。
「突然の代役でご迷惑をおかけするかもしれませんが、
精一杯やらせていただきます!よろしくお願いします!」
時間が惜しいので簡潔に済ませ、各自持ち場につき、
桜は台本片手に練習に入った。
ほとんどの部員が桜にやさしく接していたが、一部の部員が陰口を言っているのが耳に入ってくる。
「いきなり代役なんて・・・部長は何を考えているんだろう」
「顔じゃないの?見た目は良いみたいだし」
「あぁ。あのメイド喫茶にいた子だよ。いろんな人に声かけられてた」
それを気にかけてか洋介が声をかけてきた。
「気にしないで・・・って言ったら無理かもしれないけど、相原さんの演技本当に良かったから。
がんばって成功させよう」
「・・・うん!」
桜は改めて気合を入れなおした。
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