第2章 貴方の後ろは~おそ松~
「んーっ!おっいしい!」
石段に座りホー●ランバーのバニラアイスを口に含みながら、私はそう言った。
「マジかよ、俺にも頂戴!」
あーんと口を空けながらこっちに近づいてくるおそ松
「おそ松イチゴ味食べてるじゃん!」
そんな突っ込みも空しく、パクっと私のアイスに口をつけるおそ松
「あー!おそ松のばかぁぁ!」
ほとんど食べられた。
私は半べそになりながら、おそ松をポカポカと叩く。
「だー!泣くな泣くな泣くな!ほらお兄ちゃんのあげるからー」
そう言ってイチゴアイスを口に放りこまれた。