第2章 貴方の後ろは~おそ松~
「全くいつもいつもいつも!口を酸っぱくしてゆうとるだろうが!」
まく....
なぁんて格好いいことをいってたくせに、ものの数十秒で捕まった
「おい!松野!お前は毎回毎回毎回.... うんならかんなら」
担任こと政信(愛称)のお説教は長い
長いったら長い
「せんせー僕はー親切に宮野さんを送ってただけでーすー」
やる気0な目でそう言っちゃうおそ松に政信は呆れてため息をつく
「うん、女の子送るのはいいのな、でもお前は三年生だろ?しかも高校な?わかる?内申!先生これ以上かばえないから!」
政信....
おそ松のことそんなに心配してんだ
「大丈夫大丈夫!俺先生のこと信じてるし」
屈託のない満面の笑みで笑うおそ松
頭をかき困った顔する政信
「もう先生かばってあげないから!そんな子に育てた覚えないわよ!」
いい年したおっさん(先生)がわよって気持ち悪っっ....
「僕は先生に育ててもらった覚えはありません」
さらっと受け答えするおそ松
おそ松が手のつけられない悪ガキなのは、昔からで
それは高校生になってもかわらず
かといって人を傷つけるようなことはしないおそ松
憎まれっ子ほど可愛いってやつだろうか
そんなおそ松だけど先生とは仲がいい