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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第2章 幸せの時間


なんてバカな事考えて
嫉妬が満たす心を
必死に落ち着かせつつ
オイカーくんを牽制し

「俺は別格なんですぅ
あの子とは高校も一緒だし
まぁ、他の男なんかと一緒にされちゃ
困る仲ですからね」

悟ってくれとばかりに
姫凪との仲を匂わす発言を
唇から零す

危険じゃないのか?って
そりゃ姫凪に知れたら
怒られそうだけど
オイカーくんからバレるって事は
ねぇだろうと踏んでる

チャラそうに見えても

「クロちゃん…それってさ…
え?俺に言っちゃったら
ダメなヤツじゃないのかい?」

頭もキレるし
きっと情も厚い

それに…

「オイカーくんは
相変わらず頭良過ぎて困ンね
ハイ、口止め料。
あの子、俺のだから
そのイケメンなアレコレで
誘惑しないでね~?
彼女居るんだろ?」

苦労してまで
人のオンナ食うタイプじゃねぇだろう。 
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