白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第2章 幸せの時間
オイカーくんは気付いてないだろうけど
その距離で囁いたり
見つめたりは
このクールぶってるだけの
実はピュアピュア姫さんには
刺激が強過ぎる
ってか!それは俺だけの距離なんですけど!
『あの…えっと…
可愛いとか…意味分からないから
あの、私お手洗い!』
ほら見た事か。
姫凪のバカちん。
あんな顔見せてんじゃねぇよ
お前がそういう顔すっとなぁ
「クロちゃん?あの子…」
オトコは色々勘違いして
浮かれちゃうモンなんですぅ!!
それはイケメンで
モテるであろうオイカーくんも
例外じゃなくて
ソワソワと去って行った姫凪を
振り返ってはニヤニヤしてる
本当厄介だねぇ。
妬かせくれるなよ、姫凪ちゃんよ。
俺が後三年若かったら
トイレ押し掛けて
お仕置きエッチだぞ!