白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第2章 幸せの時間
あ~もう…!!
天使か!?女神なのか?!
「飯食わせる気なくなる事すんなって!!
マジ好き…連れてったら
本気で飯どころじゃなくなるから…
チョット待っててクダサイ…
ダッシュで用意してくる!」
無理やり寝かし付け
キッチンに避難
可愛過ぎる彼女に
ニヤけつつもサクサクと
材料を支度して行く
「姫凪~出来たぞ~!
体力使い切っただろ?
食え食え!」
『はーい…』
「どうした?
まだ身体辛いか?
なら、こっちの部屋に運んで来るぞ」
なかなか起き上がって来ない姫凪に
声を掛けると
『私を運ぶって選択肢は無い?』
布団からチラリと
顔を出して見つめて来る
だから!飯食わせたくなくなる!
『…今、邪な事考えたでしょ…』
鋭いっ!
てか、邪にさせてんのは
キミなんですけどね?