白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第2章 幸せの時間
「黒尾さん
今日の夜は?木兎さんから
お誘い来てますが…」
「あー…今日は休肝日
飲みはパス
木兎に謝っといて~」
「そうですか。
布施さんは…
いつも通り不参加ですよね」
『スイマセン。
飲み会はどうも苦手で…』
「…そうですか。
では、木葉さんでも
連れて行って来ます」
一人
また一人帰って行き
「さて、と。帰りますかァ!
姫凪お祝いして?」
やっとの二人切り
『買い物してから
家に行くから
待って…んン!?』
相変わらずの唇を塞いで
「待てません…
一緒に帰ろうぜ?
別にバレてももう良いだろ?」
細い身体をギュッと抱き締める
長い髪を分けてうなじを晒すと
俺の証が赤く濃く付いてるのが見える
「髪アップする?
皆にコレ見せつけようぜ?
虫除けにゃちょうど良い…」