白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第2章 幸せの時間
「助かります
今度なにか甘い物でも
差し入れしますね」
『今回もお手伝いとして
付かせて頂く事になったので
これくらいは当然ですよ
お気遣いなく』
赤葦に負けず劣らず仕事オタクの
姫さんが
仕事熱心なイケメンエースに
必要以上に
接近しないかと…
って!これだから過保護だって
笑われんだよ!
『黒尾さん?
資料取りに行きますけど
ついでに出来る事ありますか?』
ナイナイ。
いくらオイカーくんが
口説いたって
「いや、大丈夫だ。
俺これ飲んだら
主任と挨拶回り行くから」
『そうですか。
気を付けて』
「へいへーい」
この姫さんは俺にしか
懐かねぇもん。
自信持て!俺!
今超絶にキテるんだ!
波乱なんて来るわけあるかよってんだ。