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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


「くだらない。
今はオンナより仕事です。
それにコーヒーくらいで
絆されるオンナなんか…」

『恋はタイミングなんですよ?
そんな事言ってたら
あっという間にオジサンに…』

私は…一人で…
前に進まないと…。

「恋のタイミング逃した
オジサン1号が通りますよー」

「あぁ、及川さん
おはようございます
黒尾さんなら…」

「あぁ、さっきエントランスで遭ったよ
姫凪ちゃん
コーヒー淹れてくんない?」

「及川さん、俺が淹れましょうか?
布施さんの分も頼まれてるんで」

赤葦さんの声に

「え~!及川さん
姫凪ちゃんのコーヒーが
飲みたい~!
赤葦くん絶対苦いの淹れるじゃーん!」

駄々っ子みたいに
地面を踏み鳴らして
ブーブー文句を言う

「子供ですか。
苦い方が美味いのに…
これだから舌のオコチャマな人は…」

「ヤだもんね!
及川さん姫凪ちゃんの
コーヒー飲むっ」

ちょっと、これは
良くない流れじゃないの?
赤葦さん絶対
イラッとしてる!
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