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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第2章 幸せの時間


『帰りたくはない…けど
予備の制服は家だし
着替えも…しないと…』

「早起きして
家まで車出してやるよ
だから今日はココに居ろ…」

キメ顔で引き寄せると

『でも一緒に寝たら…』

姫凪に当たる半勃ちのムスコ
キメ顔がとてつもなくダサくなった!
素直過ぎんだよバカムスコ
下心は隠すモンだろう!

『鉄朗…』

「ダイジョブ!
コイツなら睡魔にだけは弱いから!」

『…ウソばっかり…
また少し元気になってますよー…』

オワタ…
メッチャ呆れた声ー…

分かってんだ
こういうキメ切らない時は
姫凪は帰るって…
前の時もそうだったし…

「…今から車出す
離せなくなってからじゃ
前みたいに寝てる間に
帰らせる事になっちまうからな」

精一杯紳士の仮面被って
姫凪をチラリと見る

頼むから
それすら拒否らんでくれよ?
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