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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第2章 幸せの時間


『私も今の仕事気に入ってるし
なにより
仕事してる鉄朗を見れて
ずっと一緒に居られるとか
最高だから
まだその特権手放したくない~』

ほらこんな可愛い事言われると
少し言い難くなりますなァ

なにを?

「…そろそろバラさねぇ?
それで左遷食らったら
お前連れて地方行けば良いし
社内恋愛禁止つっても
古びたルールみたいだし
お咎め無しの可能性もあるしさ?
てゆっかズット一緒に居たいのは
俺もだし、さ。
お前もそうなら

…俺に永久就職しちまえば?」

こんな感じの事を。

左手の薬指にキスをしながら
姫凪の目の中を覗き込むと

大きく見開かれた目は
キラキラと星が宿った様に輝いて

『…嬉し…いよ…鉄朗に
永久就職…とかヤバイ…幸せ…』

ギュウッと小さな身体が
抱き着いて来る
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