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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第5章 歪みに飲まれる愛


「…でも…」

「出て行け、って言ってるんだよ
ハッキリ言われないと分からない?
女性に手荒な事をするのは
趣味じゃない
食い下がるなよ…な?」

「…失礼しました。
では、五分だけ外に出ています
着替えならそれで済みますよね」

「…分かった」

パタンと閉まったドア
また二人きりになった部屋

「姫凪ちゃん」

及川さんの声が響き
近付いて来る度
香りが強くなる

その香りには
私の香りも強く絡み付いてて
息が苦しくなる

思い出したくない
でも、忘れられない
夢なんかじゃない…!

近付いてくる手に
ビクリと身体を揺らすと

「…怖がらないでよ
着替えを手伝うだけだからさ
立てるかい?」

少し悲しく笑って
私の手を取りベットから
立たせてくれる

『あの…』

「無理矢理して悪かった
キミが好き過ぎて止まれなかったんだ
キミの中を占領してる
クロちゃんが憎くてさ…
上書き出来たら、とか
思ったんだけど…」

服を私に手渡しながら
ポツポツと話す及川さん
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