白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第5章 歪みに飲まれる愛
『及川さんなんか嫌い…
私は鉄朗じゃな…ンんっ!』
言葉だけは抵抗しないと。
そう思ってたのに
唇はアッサリ塞がれ
声を殺されて…
「声、もう我慢しなくて良いや
…まぁ、出したくても
出せない状況になるんだけどね」
私の目の前には
反り立った
及川さんの自身が顕にされた
さっき落ちてきた言葉と
目の前のソレ
次に続く言葉が何か
分からないほど
鈍感じゃないけど
「ほら、口開けて?
挿れるの止めてあげるから
その煩い口で
ご奉仕しなよ、お姫様」
『え、いや…』
出来るわけない
「ガン見し過ぎじゃない?
クロちゃんのとどっちが大きいか
確かめてるの?
ナカで比べる方が分かりやすいんじゃない
相性を比べるにもちょうど良いしさ」
太く逞しい自身が怖いのに
微かに脈打つソレから
目が離せない私の頭を
及川さんが抑えて
「濡れまくってる
キミのナカに
挿れてもいいんだよ?
せっかく止めてあげるって
言ってるのに
言う事聞けないのかな?」
濡れたカリで私の唇をなぞる