第5章 歪みに飲まれる愛

「可愛いね…
ドンドン硬くなって来る
乳首敏感なんだ
こっちもシテあげる」

舌の刺激とはまた違った
圧が反対の突起に掛かり
私の身体をバウンドさせる

それを見た及川さんは
嬉しそうに笑って

「反応素直過ぎて
クセになりそう
でも、まだ足りないな
ねぇ？

コッチは解放されたと
思ってた？
甘いね…止めるわけないだろ」

上にばかり集中してた
私の意識を
一気に掻き乱す様に
膣へ指を沈めて来た

『…ﾝん！！』

必死に飲み込んだ声
刺激に耐えようと
硬く閉じた目からは
涙が落ちていく

大きく立つ音が
反射的に締め付けてしまう
肉壁の感覚が
どれだけ目を閉じても
涙を流しても
声を飲み込んでも
変わらない

動く度に
脳が身体に伝達し続けるのは

【快楽】という
激し過ぎる波

「そんなキュウキュウ締め付けて
もっと奥にもっと大っきいのが
欲しいのかい？」

深く付きたてられ
敏感な一点を探すように
動く指の先
もっとこっちだと
教える様にうねる膣内と腰