白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第5章 歪みに飲まれる愛
見ないで…
触らないで…
「相変わらず可愛い胸だね
ちょっとは育った?」
クスクス笑いながら
シャツのボタンを弾かれ
前が開いていく
鉄朗に買ってもらった
お気に入りの
お揃いの下着が
及川さんの目の前に晒され
「へぇ?お揃い?
チャント着けてる所見たかったな
まぁ、取っちゃうんだけどね」
乱暴にズラされる
冷気が私の肌を冷まし
身体の震えを誘うのに
芯の部分は冷えるどころか
熱くなって行く
「ヤバ…
小さいのは好みじゃないのに
…超美味そう…
声…我慢しなよ?
クロちゃんに…聞こえちゃうからさ」
鉄朗の名前を聞いて
膨れ上がる罪悪感
大好きな人が居て
惜しみなく愛されて
満たされてるのに
「良い子だね
でも、我慢が要るのは
これからだよ」
別の人の声に愛撫に
こんなに感じてしまってる
及川さんの舌が
私の突起を硬く膨らませていき
吸い付きながら
転がしてくる
服を乱した手や
意地悪な言葉とは裏腹に
丁寧で愛おしむ様な愛撫