白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第5章 歪みに飲まれる愛
姫凪が困るのは分かってるのに
止まれる程
理性は起きてない様子
「一回だけ?なァ?」
結んだばかりの髪を解くと
『鉄朗…ダメ…』
弱々しい抵抗が返ってくる
…あァ~ね。
これは寝ぼすけな
理性にはダメなヤツです。
「ダメとかダメですぅ
そんな可愛い顔で
煽った姫凪が悪い…
お願い…一回だけ…」
せっかく身に着けた服を
剥がすのも
小さくても感度抜群の
胸でその気にさせるのも
容易くて
『…そこ、コリコリしないで…』
「悦んでるくせに
コッチも、もうグチョグチョだ」
抵抗は更に弱くなる
俺もせっかく着込んだ
スーツを乱し
整ってしかいない
自身を見せ付ける
いちばんチョロいのは
テツロークンだなとか
自虐的に笑って
「濃厚なヤツは
また後で…
今は時短で勘弁…な!」
一気に奥まで突き上げると
愛撫ゼロなのに
ヌルヌル滑って
絡み付く肉壁が
キュンキュンと締めつけてく