• テキストサイズ

白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第5章 歪みに飲まれる愛


「んなぁっ!
酷くない!?」

ゲーンッてなってる
オイカーくんの顔が
イケメンとは程遠くてオモロ…でなくて!

「うぉ!姫凪が怒った!
めっずらしー!」

それそれ!
姫凪が大声上げるとか
久々に見たんだけど

「姫凪って
オイカーくんの事
そんな苦手だったのか?」

『苦手…』

眉間にシワを寄せて
小声で応える姫凪
いつぞやの元カレの時より
大きな拒否反応に
簡単に緩む俺の警戒心を
更に緩ませる

「なんで及川さんが
苦手がられなきゃ
ならないのさー
俺、可愛い子には優しいよー?
ね?姫凪ちゃん

…チョットなんで無視するのさ
ガチで嫌われてるみたいで
傷付くよ」

及川くんの姫凪への絡み

「オイカーくんよ
多分それは自爆だと思うぜ
姫凪には自慢のフェロモンは
通じませんよー?」

「え~?俺のフェロモンで
落ちない女子は今まで居なかったけどね~?
姫凪ちゃんも
例外じゃないと思うけどな、及川さんは!」

「バーカバーカ!
他の女と一緒にすんなァ」
/ 1242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp