第3章 消せない昔、消えない今（前）

「なに隠してんですかァ？
姫凪ちゃんのオッパイ
すげぇ可愛い
…勃ってきたな、コレ」

下から上へ動かした手で
姫凪ちゃんを押さえ付け
小さい膨らみの上の突起を
舌先で突く

『…ﾝッ！』

大きく跳ねた身体
更に硬くなる突起に
興奮を覚えないわけもなく

「我慢する気ですかァ？
させねぇ…よ
もっと聞きたい
姫凪ちゃんのエッチな声」

今度は歯と歯の間で甘く噛む

赤い顔を背けて震える
姫凪ちゃんにゾクゾクと
髪の毛が逆立つ様な感覚

ヤッベ…
もう準備万端とか
どんだけ溜まってんだよ、俺。

ガチガチに勃起した自身が
姫凪ちゃんの太ももに
熱を伝える様に膨れあがり
早く出せと痛みで催促して来る

欲望に支配された脳みそは
姫凪ちゃんの過剰な反応すら
エロく感じて
お互いに準備万端だと
勘違いしてしまった

「胸だけじゃ足りないだろ？
もっと可愛がってやるから
俺にもご奉仕…な？」

姫凪ちゃんの気持ちなんか
これっぽっちも考えずに。