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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


更に伸ばした指先は
パタンと閉じた膝に挟まれて
道を塞がれる

「こらこら
力抜けって言いましたァ
こんなに硬く閉じてたら
届かないぜ?
キモチイイトコロに」

グッと力を入れて膝を割り

「顔上げなさいね
俺に感じる顔見せろ…
ほら…チャント力抜いて」

指をユックリ太ももの付け根まで
滑らせて行く

『あ…や…め…』

「なんで?
俺の事キライ?」

指を止めて上目遣いで
姫凪ちゃんを見つめると
涙を溜めた目がギュッと瞑られ
首が左右に振られる

仕草一つ一つが
俺を煽って
今まで抑えてた雄の部分に
火を付けて燃え上がらせて行く

「可愛過ぎ…マジで堪んねぇわ
姫凪ちゃんが欲しい」

ストレートに告げた欲望に
返事はないけど
拒否らないって事は
オッケーと同意だと思って

「脱がせるから
腰上げて?」

そのまま指を下着に掛けた

キスを落としながら
ユックリ脱がせる下着
膨らみの少ない胸元を開くと
胸を隠す様に腕が動く
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