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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


「床(ソンナトコロ)に
座らせるわけないでしょーが
ベットが嫌なら…
ここにどーぞ?」

ベットを背凭れにして腰を下ろし
姫凪ちゃんを膝の上に
跨らせ背中を抱き締める

『ク、ロ!!』

「姫凪ちゃん
緊張してるの?可愛いね
大丈夫…無理矢理したりしないから」

真っ赤な耳に噛みつきながら

「あんな雑誌読んで
どんなお勉強したかったんですかァ?
てゆっか、知りたいなら
俺が教えてやんのに
姫凪ちゃんが興味ある事
手とり足取り…」

白い手を片手で纏めて握り
震える膝を空いた手で
ユックリ撫でる

震えては居るけど
抵抗しない姫凪ちゃん
視線を落とすと
小さい胸が呼吸と共に揺れるのが
シッカリ目に映って

「可愛い胸…アイツには
触らせた?」

更に締まりの無くなる
理性の糸

相談されてた感じじゃあ
エッチはまだだし
慣らされてもいないみたいだったけど

『…えっと…』

触られたりはしてるよなァ
付き合ってたわけだし…
これまた厄介な所を突いてしまったと
少し後悔。
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