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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第1章 キミと俺のハジマリ


「そう?別にナナは
気にしないよ
俺が基本一途な事も知ってるしね
あと…
軽口叩くしお世辞も冗談も
結構フツウに言っちゃうけどさ」

『え?な…に?』

「興味のない子に
気安く触れたりはしないよ?
及川さんは…
姫凪ちゃんの笑顔可愛いよ
からかってなんか、ないよ」

からかってる、なんて
思われたくなかったんだ

頬に触れる指でゆっくり唇をなぞると

『…知りませんっ』

「痛゙ぁぁっ」

その指にガブリと噛み付かれた

『嘘でも本当でも
関係ないです
鉄朗以外の人に
可愛いって言われても
嬉しくないし困りますから
もう言わないで!
おやすみなさい!!』

「噛む場所一緒とか
狙ってんの?」

噛まれた箇所がヤケに痛くて
モヤモヤも全然晴れてくれないよ
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