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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


『及川さん
研磨くんには勝てないと思う…
今まで色んな人が挑んで
見事に玉砕して行ってるし』

そう言われると意地でも一勝はしたいよね!?

「ショーヨーは勝ったよ
一回だけだけど。
あと木兎サンもね
赤葦とクロとツッキーには
負ける気しないし
及川サンも…まだまだかな」

ぐわぁあ!ムカツク!
ショーヨーが勝てて
及川さんが勝てないなんて
ありえない!!

「単細胞…ンンンッ!
野生の勘とか働く系が強いって事。
理論的に攻めても
大魔王様には勝てねぇんだよ
諦めろ、オイカーくん」

「嫌だね!
勝つまでやる!
全員倒すー!」

と、まぁこんな感じで
変な具合に盛り上がってさ
明日帰りの新幹線が
早い事も忘れて
ゲームしてたわけ
携帯チェックするのも忘れてね。

携帯の存在に気付いたのは夜中
孤爪チャンが客間に
クロちゃん達は二人で寝室に
俺は不本意だけど
リビングのソファーで寝ようって
解散した後だった。

「やば。
ナナから凄い着信入ってる」
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