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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


思いつきだけど
なかなかナイスな作戦だと
思ったのに

「…来る?」

「わ、私は…結構です!
仕事もまだ残ってますし…」

「あっそ。頑張ってね
残念だったね及川サン
自力で姫凪を我慢してね
家に帰ったクロは
外より独占欲バリバリでウザいから」

アッサリ不発に終わってしまった

合流した二人を乗せ
クロちゃんの部屋に帰るまで
車の中は驚く程静かで
送別会は盛り上がらず
終わりそうな予感しかしない
…はずだった

「ウソ!?
なんでまた孤爪チャンがトップなのさ!」

「おれだし」

「研磨に勝とうとするなんて
オイカーくん無謀過ぎんよ…」

「ねぇ?顔映さないから
これ配信して良い?
オモロイ」

姫凪ちゃんと
クロちゃんの作った
ご飯を食べて
同じく二人の作ったオツマミと
大量のお酒に囲まれて始まった
ゲーム大会

結果俺は毎回二着以下

「別のゲームなら違うかも!
なんかないの?!」

マケズ嫌いは変わらない
何がなんでも勝ちたい
勝ーちーたーい!
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