• テキストサイズ

白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第1章 キミと俺のハジマリ


恐る恐る口を塞いでた
手を退けると

『止め…て…及川…さん
ゴメンナサイ
私…戻って来る部屋…間違え…て…』

震えた声が俺に届く

「いや!俺こそ!
寝ぼけて彼女かと…!
と、とりあえず俺部屋出るから
服戻して…
本当にごめんっ!」

クロちゃんは寝てそうだし
必死に声を抑えて
姫凪ちゃんから離れ
部屋から飛び出す

ヤバイ、ヤバイよ!
まじでこれはシャレになんない!

いやでも、最後までヤッてないし
キスもしてない…
いやいや!そんな問題じゃない
俺のバカ~…何やってんのさー…

酔いの残る頭は
混乱と後悔でガンガンしてる

姫凪ちゃん…大丈夫…
じゃないよね…
男嫌いって言ってたし
クロちゃんへの罪悪感やばいだろうし…

俺の事恨むだけなら
まだマシなんだけど…
きっとああいう子は
そんな事しないよね……
/ 1242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp