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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第1章 キミと俺のハジマリ


一瞬頭をよぎった
不可解な思考に
ブンブンと頭を振ると

「変な気起こしたら
ちょん切る。
全く彼女持ちのくせに危ねぇな」

「変な気なんか起こすわけない…アレ?
気持ち悪…」

グラリと揺れる視界

「頭振ったからだろ
見かけによらず弱いのな
オイカーくん。
……おい!こら!
木兎!水!!」

「へーきだし…
てゆっかクロちゃんの声が
一番頭に響…」

「黒尾くんどうした!
って!ソイツがどうしたー!?
俺の特製ロングアイランドアイスティーが
残ってんじゃんよ!」

「バカッ!お前何作ってんだ!
てっきり俺は紅茶チューハイかなんかだと…
てゆっかお前は酒作んなって
あれほど…」

「うるさい…二人とも
殴る…」

二人の声が俺の頭の上で交差するのを
説教する間もなく
フッと意識は遠くなって行った
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