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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


大きい身体で仕草もエッチなのに
なんて可愛いんだろう

『うん、ギュウってして
私もギュウってしたい…』

まだ少し濡れた頭を抱き締めて
谷間にかかる息にさえ濡れる

そんな私を見透かしたのか
抱き合ったまんま
最奥を抉る様に腰を振り抜く鉄朗に
快楽の波は引く事なく
満ち満ちて…

「姫凪…ッ
ナカに出す、ぞ!」

膨れて震える自身から
欲を吸取りながら
私も絶頂を迎える

膣内に広がる精液
引き抜かれた感覚に
絶頂を迎えたばかりのナカは
余韻に溺れ
身体はずっと
痺れて小さく痙攣してる

『…ん、鉄朗…』

少し離れた温もりを
探る様に手を伸ばすと
私の指に
鉄朗の長い指が絡まって
チュッチュッと指先に
小さいリップ音を落とし

「なに?ナカに出されて
イッた??」

またイキそうになる程
色っぽい声が響かせて来る

それは汚れたシーツの事とか
他人(研磨くん)のベットだとか
そんな思考を遠くに追いやってしまう
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