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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


「俺もお前の奥壊す感じスキ…
もっと、激しくしてイイ?」

"もっと"の言葉に
上がる息と口角
壊して、もっと
求めて、激しく

一緒にイキたいよ。

頷き一つで伝わる全て
足を持ち上げられ
恥ずかしい格好を晒して
我慢してたはずの声も
唇の端からこぼれては
天井にぶつかる

「姫凪の声可愛い
オイカーくんに聞かれたらと思ったら
妬けて来たー…」

何言いつつ
激しく振る腰を止めようとはせず

必死に飲み込んでは
零す声にイタズラな笑みと
甘い口付けを降らせ

「我慢出来てないお前も
可愛過ぎてヤベぇ…
大丈夫、起きやしねぇから
俺に感じてる声聞かせろよ」

『鉄朗、イッちゃ…ぅ』

必死した我慢も虚しく
甘い声と淫らなお強請りは
鉄朗に向けて放たれ続ける

「ん、俺も。
最後は抱き合って…」

さっきの猛々しい鉄朗から一変
私の胸にしがみつく様に
身体を合わせて来る
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