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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第3章 消せない昔、消えない今(前)


「早く~…
猫はマテ出来ないんですぅ…
襲っちまう前に
ご褒美クダサイ」

少し赤くなって
唇をとんがらせて

こんな顔されたら…!!

『…ホント…鉄朗ズルい…!』

キスしないなんて無理!
必死に隠してた劣情も

『おかえりなさい…鉄朗。
ね?鉄朗からもシテ?』

欲情も剥き出しで
鉄朗の唇に噛み付きたくなっちゃうよ

知ってる?鉄朗

「本格的にマテなくしてくれんなって」

『シテくれないの?』

私も鉄朗にネコにされちゃったんだよ

「…する、ってか…シたい…
姫凪…愛してる」

マテなんか出来ないよ。

頭を抑えられ
激しいキスが唇を口内を犯して
私の酸素を奪って行く

『ん、ん…』

朦朧とする意識は
フラフラする身体は
足りない息のせいだけじゃない

「ベット行こうぜ?
これじゃ足りねぇ」

鉄朗の全部に集中して
他に意識が回らないの。
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