白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第7章 新たな幕開け
「及川さん正直者だしー
内臓潰れちゃう
早く退いてよ
で?なんだっけ?」
『…ご飯、出来たから呼びに来ました
あれだけ肉を買って来といて
デブ呼ばわり…』
「ごめんごめーん
女の子はちょっと
ふっくらしてる方が
可愛いと思うな、及川さんは!
こっちもその方が
育つと思うし…」
んなっ!
気にしてるのに!
てゆっか、私がペチャパイだから
『どこ触ってるんですか!
セクハラ!!
育ちが悪くてスイマセン!
早く食べて帰ってください!』
「はいはーい」
ドキドキしなかったっていうオチ?
及川さんから離れても
私の心臓はドクドクと
煩いくらい暴れてるのに
「うまそー
姫凪ちゃんって
家庭的だよね」
及川さんは
全くいつもと変わらない
「いただきまーす」
『はい、どうぞ…』
目の前のお肉の方が
魅力的って事…だよね
「ん、美味い!
最高!!」
『これくらい
女子なら出来ます…』