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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第2章 幸せの時間


「…唇には姫凪からシテ?
仕事頑張ったご褒美」

唇手前で動きを止めて
ん、と目を瞑って見せる

『…ホント…鉄朗ズルい…!』

フニッと柔らかい感覚が
唇に移り

『おかえりなさい…鉄朗。
ね?鉄朗からもシテ?』

甘い声が心臓を貫いてくる
頭を抑えて
さっき甘い言葉を零した唇を塞ぎ
戸惑う舌を絡め取る様に
激しいキスを繰り返す

苦しそうに俺の胸を叩く
小さい手を握って

「ベット行こうぜ?
これじゃ足りねぇ」

耳を嬲って
フワリと身体を抱き上げた

抵抗する気を食べられたとでも
言いたげに俺を見つめて
クタクタの身体を預けてくる姫凪

「おっと…
今日はこっちだった」

ついつい足が向く
自室から軌道修正して
研磨専用になってる
客間を開けて入り
ベットに優しく姫凪を縫い付ける
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