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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第7章 新たな幕開け


いや、正確には

『は、はい、黒尾さん!』

「サーンキュ。
あ、コレあげる。
受付の子に貰ったけど
俺には甘過ぎて
姫凪ちゃん
チョコ好きだろ?」

『うん、ありがとう…』

「最近疲れてそうだし
甘いモン食って
疲れ癒しなさいよ
…夜遊びは程々になァ」

いつも通りを必死に演じてるって
感じだけどね

『夜遊びなんてしてません!
黒尾さんこそ…』

「俺?俺は健全ですよ〜
研磨にこき使われてて
睡眠時間短いけど」

「こき使って悪かったね
特別手当出してるデショ
人聞きの悪い…
あ、姫凪
おれにもコーヒーちょうだい?」

「ぅわ!イキナリ声かけんな!
てか、来るならアポ取れよ!
このワガママ社長め!!」

相変わらずのノリ
いつも通りの光景に

『ホント、いつまでも
変わらないんだから…
コーヒーすぐ持ってきますね』

姫凪ちゃんも笑ってるけど
その笑顔はどこか
複雑に見えた
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