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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第7章 新たな幕開け


何でもなくない顔してる
姫凪ちゃんに
俺のオスな部分は
不覚にもガッツリ刺激されちゃって

「俺が言ってあげようか?
強引だし…エッチだし
……ドキドキしちゃう
って、所かな?」

固定してた距離を少しだけ詰め
顎を跳ね上げて
唇を近付ける

「思い出させてあげようか?
俺でイッた事」

重なりそうだった唇を
首筋にズラし
白い肌を舌でなぞる

ビクリと揺れた身体
微かに漏れた声も見逃してない

これはもうひと押しで
イイコト出来るかも?とか
邪な考えが浮かんだ
俺の頭は

『…止めて…言わないで…』

掠れた声で止められた

ビックリして顔をあげると
今にも泣き出しそうな
悲しげな顔が目に映る

「あ、いや…姫凪ちゃん…」

『なんで…そんな事…
思い出させる、の?
忘れたい、のに……』

やらかした。
盛大に間違えた。

「うそ!ごめん!
泣かせたいわけじゃなかったんだ」

『泣いてません!
泣かないって…決めました!』
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