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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


『…ダメですぅ!
明日起きれる気しない…!』

「え~…」

『え~、じゃない!
もう身体限界だもん!』

そんなの抱き潰した本人が
一番分かってる

言ってみただけだよ

お前の慌てる顔も

『…明日、じゃ駄目?』

困った顔も

『…鉄朗??』

「お前が居れば満たされるから
飯食ったら
思いっきり抱き締めて寝かせて」

『…うん。
私も、鉄朗と抱き合って寝たい…
明日は手繋いで会社行こうね』

幸せそうに笑う顔も
全部全部見たいだけ

それが俺の

「それ最高」

幸せだから。

「ほら、冷めないうちに食おうぜ
明日から
また忙しくなんだからな!」

『そうだね!』

もとの席に戻って
豪華な飯を食う

幸せそうに運ぶフォークを
持つ白い手には
キラキラと指輪が光る

『…なに?
食べ過ぎ??』

「いや。
俺の嫁の指はキレイだな~って
思ってねェ
特に左の薬指は
キラキラしてて」

照れさせる為に言った言葉
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