• テキストサイズ

白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第2章 幸せの時間


しかもキラーしたのが
レディーじゃなくて

「うるさい…二人とも
殴る…」

「あり?おーい、イケメンクーン?
黒尾くん…コイツ大丈夫か?」

「大丈夫じゃねぇから
倒れてんですぅ!!」

オイカーくんとか
マジ勘弁。

「木兎タクシー呼べ。
俺の部屋に運ぶから
赤葦、担ぐの手伝え」

「…えー…」

「研磨みてぇなリアクションすんな!
つーか、パワー3ナメんな!
お前の大好きな木兎のせいで
潰れたんだ!責任取れ!」

意識が完全になくなり
最高に重い大男を
二人で担ぎ込み
タクシーで部屋に向かう

「…こんだけ酔ってりゃ起きねぇ、かな」

タクシーがどんなに揺れても
チンサムロードを走っても
起きる気配のないオイカーくんを
何とか家の前
赤葦に運ぶのを手伝わせ
帰るのを見送ってから
やっと鳴らすインターホン

こういう時秘密の恋は大変だァな。 
/ 1242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp