白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第2章 幸せの時間
やばくね!?
てか、弱くね!?
色的に紅茶チューハイかなんか…
「へーきだし…
てゆっかクロちゃんの声が
一番頭に響…」
「黒尾くんどうした!
って!ソイツがどうしたー!?
俺の特製ロングアイランドアイスティーが
残ってんじゃんよ!」
違うのかよ!バカ木兎ー!
「バカッ!お前何作ってんだ!
てっきり俺は紅茶チューハイかなんかだと…
てゆっかお前は酒作んなって
あれほど…」
「えー?なんでだよ?
コイツの歓迎会なんだろ?
ならブチあげてやらねぇと…」
「上がってねぇだろ!
見ろ!顔色地獄だぞ、分かってんのか!」
木兎の作った酒は
色や味こそ紅茶に似せて作ってるけど
様々なアルコールぶち込んでるから
アイスティーなんて可愛いモンじゃない
レディーキラーカクテルなんて
物騒な異名まであるシロモノだ。