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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


あぁ…そう言えば
結構無茶したよなァ…
精液塗れで散らばってた
洋服達を思い出し
今度は俺が苦笑い

「あ!こういう所なら
洗濯くらい
お手の物なんじゃ…?」

前に研磨が言ってた事を
思い出しながら
名案ぽく言ってみる…けど

『アレを出す勇気ないから
お風呂場で洗って干してある…
でも、乾くかどうか…』

姫凪は益々
背中に影を背負ってしまった

「おいおい…そんな深刻に
なんなくても…
ほら、アレだ!
俺が適当に買いに行っても良いわけだし!
ドンキとかなら
開いてるしさ!
とりあえず車まで行けたら
後はどうとでも…」

必死に宥める俺

だけど

『…こんな広い部屋に
置いていく気なんだね…
鉄朗の意地悪…』

姫凪の機嫌は
なおらない

起きてすぐだし
回らない頭は不機嫌な
お姫様に慌てふためいてしまう

「あーー!いや、置いていくわけじゃ…
えっと、そうだな…
研磨に着替え持って来させるとか!?」

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