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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


「…うわっ!寝坊した!?」

静か過ぎる部屋のベットの上
飛び起きた俺を

『まだ夜だから
平気だよ』

ホテルのバスローブを羽織った
姫凪がクスクスと
笑って見上げる

「…あぁ、そうか…
ここは哀川さんの…
って、姫凪いつから
起きてたんだ?」

シャワーを浴びたのか
スッピンの姫凪に
目を丸めていると

『あの後疲れが一気に来たから
ちょっと寝たんだけど
目が覚めちゃったら
なんか落ち着かなくて…
お風呂とかも入ってみたんだけど
余計に緊張したというか…』

ソワソワと部屋を見回しては
居心地悪そうに
苦笑いを浮かべてる

「落ち着かないって
言う割には
チャッカリ着替えて
くつろぎモードじゃね?」

苦笑いの姫凪を
リラックスさせようと
口に出した言葉に

『鉄朗ので
服が無惨な事になったから
仕方なく着てるんですぅ!』

泣きそうな顔で反論して来る
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