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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


大きな瞳が潤むのを確認して
降らせるキスの嵐
姫凪の肌を隠す
服を乱すと
恥ずかしそうに顔を背ける

さっき付けた紅い華が
長い髪の隙間からチラリと覗いて
余計俺を興奮させた

「姫凪、俺のも脱がせて?
一人だけキメてて恥ずかしいじゃん」

ネクタイを緩め
無防備な胸元を晒すと
一瞬見せる戸惑い

『恥ず…』
「恥ずかしくないって。
俺しか見てねぇモン
てゆっか、俺の服を乱すのは
姫凪だけだと思ってンですけど
…違う?」

拒否を遮って
”オネガイ”とまた優しく嬲る耳
ゆっくり入っていく
姫凪のスイッチ
細くて頼りない指先が
俺のシャツのボタンを
一つ、また一つと
開いていった

上半身が完全な肌色に変わり
残るは…になった時

『こ、こっちは
ホント恥ずかしいから!
自分で脱いで〜…』

先に吐かれた弱音

「先回りズルイぞ!
脱がせて欲しいンですぅ!」
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