• テキストサイズ

白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


満面の笑みは
今までと違い怖かねぇけど

「…よかった。
じゃあ、ごゆっくり。
料金の方は気にしなくて良い
今後、回収させて貰うから」

断る気力を奪ってしまう
圧があった

カードキーを握らせ
部屋を追い出されると
スタンバイしていた秘書に
部屋まで案内される

入るのを確認するまで
離れてくれそうにない
その人に会釈をして
鍵を開け
部屋に入ると

「『う、わぁ……』」

ゴージャス過ぎる内装と
広過ぎる室内

「ルームツアー出来そうだな」

『ほんとに…
ココに泊まらせるつもりだったのね
鉄朗とハナさんを…
鉄朗もココに入れられたら
正常な判断出来なくなりそうだよね…』

「おぉ…って!
ちょい待て!
俺はハナちゃんと
泊まるつもりなんか
無かったぞ!」

ボソッと呟いた姫凪に
慌てて目をやると

『…ブッフォッ!分かってるよ
鉄朗慌て過ぎ…!』

イタズラな笑顔を俺を見上げてる
/ 1242ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp