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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第2章 幸せの時間


「あ!赤葦の家に…」

これ名案じゃね?
赤葦はひとり暮らしだし
木兎達が勝手に泊まりに行くから
布団もあるだろうし
絶対部屋も綺麗!

どうだ!と輝かせた俺の目の前は

「は?俺の家?」

「別の意味で地獄!
沈黙に殺される!」

「俺も嫌ですよ
騒がしいのには慣れてますが
喧しいのが好きなわけではないので」

一瞬の内に暗転。

だよなー…
ウマが合いそうにも思えねぇもん。

「マジ無い…
ただでさえ
いつ終わるか分かんない状況で
宿しか無しとか…!」

頭を抱えて嘆くオイカーくんに
ふと浮かぶ案は
出来るなら切り出したく無かった

…でも、そうも言ってらんねぇよな
呼び出したの本社(コッチ)だし…

あー!クソッ!
なんにも起こンなよ!

「…しゃあねぇ、俺の部屋来るか?
清潔さだけは保証するし…」

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