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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第2章 幸せの時間


「赤葦、次どこだー?」

「木兎さんの店ですよ」

「ヤッパリな…
こりゃ今日も長くなりそうだな
オイカーくん大丈夫か?」

「さぁ?
部長達と騒いでましたし
大丈夫じゃないですか?
それより、及川さん
今日の宿って…」

「あぁ、社員寮…の…」

三次会の会場に赤葦と
話しながら向かう途中
重大な事を思い出す

「あそこに?
屋根しかない様な状態じゃなかったですか?」

「…あれ?
確か…掃除は…」

「知りませんよ、俺は」

「だよな…俺も
アソコには行った記憶も
行かせた記憶もねぇ」

オイカーくんの宿が無かった

上司に部屋は空いてるかって聞かれて
"はい"と返事した記憶で止まってる

しまった。
超絶にヤラかした。

布団はかろうじてあったとしても
きっと埃っぽいだろう
部屋は絶対カビくさいだろう
 
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