第11章 長男様には敵わない※
「いーじゃん、減るもんじゃねぇし…ってわけで、味見」
「ひゃぅっ!///」
おもむろに谷間に顔を埋めたかと思うと、濡れた感触が肌を伝う。
「…あ…ぁんっ///や…おそ松くん…っ」
両手で下着の上から胸をやわやわと揉みしだかれ、谷間をなぞるように舐められる。背筋がゾクゾクと疼いて…
もう…っ…限界…!!
「いい加減に…しろぉッ!!」ドコッ!!!Σ「んぎゃッ!?ってぇぇぇぇッ!!!」
渾身の力で片足を蹴り上げ、彼の股間にクリーンヒットさせる。案の定、激痛のせいか彼は股間を押さえながらぴょんぴょん跳び跳ねて、私から離れた。
「はぁっ…はぁっ…おそ松…キスだけって言ったわよね…?」
「い、いやだって…気持ちよさそうだったし、俺も我慢できなくてさ…」
「そこは無理やりにでも我慢しなさいよ…!とにかく、もう終わり!私帰るから!」「えぇぇっ!?」
私は手早く乱れた服装を整え、未だ股間を押さえて悶絶している彼をキッと睨み付ける。
「つ、次はないから!これくらいで済んでよかったと思いなさい!さらば!!」バビュンッ
捨て台詞を吐き、全速力でその場から逃走。
…バカバカバカバカ!おそ松のバカ!!
まだ全身の火照りが治まらない。心臓がドキドキしすぎて苦しい。
今夜は眠れそうにないよ…!
***
「…さらば、って…相変わらずおもしれぇなー、。
あーあー!もーちょいだったのになぁーっ!」
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