第39章 6人の悪魔とハッピーエンド…?
「…ごめんなさい!決められないわ!」
「「「「「「え」」」」」」
1週間ぶりに戻ってきた彼女の出した答えは、6つ子にとって信じられないものだった。
「…え、ちゃん。今なんて…?」
「1週間、毎日毎日悩み続けていたの。でもどれだけ頭を痛めようが心を痛めようが、私の答えは変わらないわ。
みんな平等に好きなの!誰が一番かなんて決められない!だからごめんなさい!!」
「いやいやいやいや、ちょっと待って!?平等に好きっていうのは分かったけど、なんでそこで謝るの?!」
「……もしかして、決められないから全員フるってこと?」
一松の問いに、彼女は大きく頷いた。
「そういうこと!こんな結果になって残念無念だわ…でも、みんなが嫌いなわけじゃないから!これからも仲のいい幼なじみとして、よろしくね!」
「「「「「「…………(呆然)」」」」」」
「じゃあ私は帰るわ。さよう「タンマ!そんなんで俺らが納得すると思う?!」え?」
おそ松の叫びに、他の5人が一斉に頷く。
「俺たちただの幼なじみじゃないんだよ?セッ○スしまくりの半セフレ状態だよ?誰かと恋人にならないといろいろやばいと思うなぁ、ねぇみんなどう思う?!」
「兄貴の言う通りだな」
「僕たち、既成事実作っちゃってるからね。しかも人によっては2回かそれ以上」
「……納得がいかない」
「あ!じゃあもっかいみんなとセクロスするーっ?」
「十四松兄さん、ナイスアイディア!ちゃんもそれで……あれ?」
((((((いない…また逃げられた!!))))))
「…ふ、ふふふ…」「ど、どうしたのおそ松兄さん!」
「これで終わる俺たちじゃないだろ〜?お前ら。
こうなったら最終手段だ!!」
「「「「「(よく分かんないけど)おぉーーーーッ!!!」」」」」