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【おそ松さん】6人の悪魔と愛され幼なじみ

第5章 松野カラ松という男





***



同日夜、松野家。


「はいカラ松、爆死お疲れ〜ぃ♪お前ほんっと期待裏切らねぇから面白すぎてお兄ちゃん大満足よ笑」


「…く…っ!あと少しでキスまでできそうだったのに…不覚だ…!」


「ハァ?クソ松の分際で調子に乗ってんじゃねぇよ殺すぞ」「強気ィ!?」


「ってかカラ松、鼻血吹きすぎだからね?なに、ここでは鼻血キャラで行くつもりなの?さすがにイタくてナルシストでサイコパスな鼻血キャラなんてもう救いようがないからやめておきなよ」


「い、いやだって…伝えるタイミングを見失ってしまって、せめて気付いているのがバレないよう必死にイケメンを演じていたというのに…あ、だめだ思い出すとまた…「ねぇマジこいつ殺っていい?」


「ほらほら、そこまで!次どうするの?クソ松兄さんですらキス一歩手前までいけたんだし、もう一押しすれば陥落できるんじゃない?だからここは確実にぼ「ハイハイハーイ!僕!今度こそ僕行きたい!!」十四松兄さん、頼むから被んないで…」


「だーからお前ら、兄弟順っつったろー?次はチョロシコスキーだって」ビキッ「喧嘩売ってんのか」


「…ああ、そっちでいいんじゃない?」「は?どういう意味、一松」


「チョロ松兄さんはドS鬼畜暴君だから、その本性剥き出しで彼女に迫れば余裕だと思うけど」「ドS鬼畜暴君って酷い言い種だな!」


「でも間違ってはないよねぇ。チョロ松兄さんってヘタレオタクの皮を被ったドクズだし♪」「なんか言ったかドライモンスター」


「だーいじょうぶだって、チョロ松ぅ。お兄ちゃん信じてるよぉ♪」


「はぁ…みんな一体何を期待してるのか知らないけど、僕はもうドSも鬼畜も暴君もとうの昔に返上したの!」


「え、でもお前もゲス顔してたじゃん」


「あれは単なるノリだから!とにかく僕は僕なりに彼女と話をしてみるよ。期待するだけ無駄だからね!」


(((((絶対フラグだ)))))



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