第26章 誘惑に負ける男【チョロ松】
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同日夜、松野家。
「十四松、あいつ何してた?」
「押し入れに引きこもってたよ!たまにね、壁に頭打ち付けてた!すごい痛そうだったよ!」
「さすがチョロちゃん、後悔の仕方が他とは違うねぇ。つかレイカのファンはもうやめたと思ってたのに、写真とボデータッチにつられたとか末期じゃん」「ボデータッチ!?言い方古いね!」
「ま、結局ドルオタ卒業はまだまだ先ってことかねぇ。あーあ、こりゃ次彼女に会った時ぶっ殺されんじゃねぇの?面白そうだから俺は別にいいけどね〜なはは!」「わっはーっ!おそ松兄さんもクズでんなーっ!」
「ってか十四松ぅ。順番的に次お前なわけだけど」「あい!」
「………」「?どうしたの、おそ松兄さん!」
「いや〜、なんつーか…お前はいいよなぁ」「??」
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