第22章 恋慕と嫉妬【チョロ松】※

何かに耐えているような苦しげな声を発し、彼がもう一度私にキスをしてくる。舌が口内に侵入して絡め合い、すぐに深く濃厚なキスに変わる。


「ん…はぅっ…ふ…///」


好き……好き、好き。


私は、彼が好き。


みんなが、好き。


ちゃんと自分の気持ちと向き合おうとすれば、こんなに簡単に知ることができたんだ。


幼なじみとしての¨好き¨は、いつの間にか恋心に変わっていたのね。


自覚したら、なんだか…


「…っは……ちゃん…」


「う、ん…？」


肩を押されてベッドに倒されると、バスローブを大きくはだけさせられる。


「きゃ…っ///」


「もう、分かったんじゃない…？だからここからは僕の好きにしても、いいよね？」


「///えっ…ま、まだだめよ…！」


「不公平だよ、ちゃん。…いいからさっさとめちゃくちゃにされなよ」


ゾクッ


私に跨がり見下ろす彼の瞳は、先ほどのそれと同じ威圧感を放っていて…


ああ、やっぱり…スイッチは切れてなかったみたい。


―でも。


「…うん。めちゃくちゃにして？チョロ松…」


両腕を伸ばして、彼を求める。


もう迷う必要なんてない。好きなら、彼の全てを受け入れよう。


「っちゃん……！」


「…あ…っ」


鎖骨から胸元にかけてリップ音を立てながらキスをされ、いくつも赤い痕が散らされる。


唇は次第に体の下に移動していき、やがて秘部に到達するとすぐさま舌を這われ、愛液を舐め取られてゆく。


「ひゃぁんっ！///あぁっ…ひぅっ…///」


彼の温かい舌が膣内に入り込み、その快感で全身が震える。じゅるじゅるとわざと音を立てながら丹念に舐められ、脚を爪先までピンと伸ばして絶頂が近付いていく。


「はぁ…っん…///あっあぁ…っイッちゃ…！///」


しかし、寸前でぴたりと彼が秘部を弄るのをやめてしまう。


「…や…ぁ…なん、で…///」


「ダメだよ、これくらいでイッたら。足はまだ開いてて」