第18章 甘い甘い蜂蜜のような【トド松】※
買い物を終えて家に帰った私は驚愕した。
Σ「ぎゃあぁぁッ!!なんか死んでるぅぅーーー!?」
リビングの天井には穴が空いており、そこから墜落してきたと思われる人間?らしき物体が血を流しながら伸びている。ガレキとかすごいんですけどどういう状況?!
「あ、あの〜、もしも〜し…って、あ、あなた、トド松?!」
近寄ってよく観察してみれば、その屍はトド松だった!いやでもなんか顔すごい!トッティみたいな顔してる!(メタ)
でもなんで空から降って…あぁ!もしかしてさっきのキャッチボール!?
十四松のボールで空の彼方に吹っ飛ばされたアレ!?続いてたの?物語は続いてたの?!
しかもよりによってうちに落下?!どんなご都合主義!もう怒りすら湧かない!
とりあえず、屍といえどそのうち生き返るだろうし…
「放っておこう」Σ「いや、なんで?!」バッ
無視して台所に行こうとすると、後ろから鋭いツッコミが!
振り向くと、血みどろトッティ…じゃなかった、トド松が上半身を起こして涙目で何かを訴えている。
「キェェアァシャベッタァァァァ!!」「ちょちょちょ、えぇぇッ?!何その反応、今そのくだりいる?!」